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誰も知らない場所行きの列車が、いま、目の前で動き出す―なつかしくなる、旅に出たくなる、じんわり切ない大人の青春小説。
時は平安。京に上った東国の長者が妻と荒れ果てた邸宅に宿を取った。
法律事務所長・北見貴秋は、ドラッグ依存症による二ヵ月の入院療養から戻ったその日、幼馴染みの作家・今川が謎の死を遂げたことを知る。
渋谷のクラブで十五人もの惨殺死体が発見された。客や店員が死ぬまで斬りつけ合ったというのだ。
遊郭の打ち壊しが起こり、闕所物奉行、榊扇太郎は競売の入札権を持つ天満屋とともに後始末にあたる。
精巧優美な粟田焼に取って代わり、清水焼を京焼で一番にする――焼物問屋の長左衛門は野望実現のため、粟田随一の陶工・喜助を引き抜き、十五歳の八十松を見習いに付ける。
地元を出て東京の一流企業に入ったものの1年も経たずに辞めてしまった健太郎は、刺激のある仕事を求めて「何でも屋」に飛び込んだ。
オカリナの音が聞こえると、子供たちが消える―そんな都市伝説が広がるなか、中国系地下銀行から数百億円のプール金が紛失した。
自衛隊演習場で、新兵器の実験中に暴走事故が発生。的場一佐率いる第三特別混成団が約460年前の戦国時代に飛ばされてしまう。
脳天唐竹割り、四方斬り、眉間割り、潜り袈裟…。一流の舞に似た、厳しく美しい剣のかたち。
瀬戸の海と山に囲まれた懐かしいまち・潮ノ道にはちいさな奇跡があふれている。こころ優しい人間たちとやんちゃな客人が大活躍。
地方都市の大学で起きた異変。浮気を重ねた男たちが次々に不審な死を遂げた。
ひきこもり青年の「悪魔祓い」を頼まれた男と、一瞬にして三〇〇億円の損失を出した株誤発注事故の原因を調査する男。
修学旅行先で、真夜中に目を覚ました少女は、左手の小指に巻かれた赤い糸に気づき、その糸をたどっていくが…(「赤い糸をたどって」)。
「飯田さん―いらっしゃいませんか?警察のものなんですけど」相手が『飯田さん』と呼びかけたことに、志穂はぎくりとした。
涙なくしては読めない宮部ワールドの感動巨編! 讃岐国、丸海藩――。この地に幕府の罪人・加賀殿が流されてきた。
「私ったら、死んじゃったのかしらねえ」長崎屋が大火事に巻き込まれ、虚弱な若だんなはついに冥土行き!?三途の川に着いたはいいが、なぜか鳴家もついてきて―。
モスクワの英国大使館内で男の遺体が発見された。顔面は後頭部からの銃弾で消失、右手の指紋も消されていた。
「パスワード」シリーズ スペシャル外伝!誰もがその勢いを止められない天衣無縫にして大胆不敵な「暴走推理」の神岡まどかが不必要なまでにパワーアップして事件解決に右往左往。
保安官候補の選挙参謀が、密室状態の丸太小屋で殺害された。第一容疑者は、発見者で選挙のライバルでもあるレンズ保安官。
郊外の住宅地に住み、子どもとともに平均以上の生活をしているエロイーズ。
実の父親を自殺に追い込んだドラマ界の帝王・仁科を蹴落とすため、テレビ制作会社のプロデューサー・唯は、累計発行部数500万部を超える大ベストセラー小説のドラマ化を画策した。
法廷を舞台に渦巻く陰謀、緻密な頭脳戦、前代未聞の巨額訴訟の幕が開く!新人弁護士・水戸裕介のもとに事故死した夫の損害賠償を求める妻が訪れる。
1921年、コンチネンタル探偵社を辞めたサム・スペードは、サンフランシスコに自身の探偵事務所を構えた。
著者の傑作ショートショート14話+巻末に読みごたえ◎の短編1話を収録。どれからよんでもおもしろい。
橋の上からテストを紙ヒコーキにして飛ばしているバカ田トリオ。
本シリーズの特徴は、話がつぎつぎに些末な方へ、否、多方面へと逸れていくために、なかなか話が進まない、本題が何であったかを忘却してしまう、もともと本題などない、というまさに人間の思考、人間の会話、人間の会議、人間の委員会、人間のワーキンググループ、人間の国会
阿佐ヶ谷ガード下の居酒屋“善次郎”に転がり込んできた十六歳の美少女は、かつての常連客の娘だった。
他人のテントの中で発見された寝袋入りの刺殺体の異常さに、山屋刑事・道原伝吉の背筋に亜寒が走った。
六欲滅失を誓うマントラ唱和、過去の罪を詰られる懴悔の行、全裸で赤子や動物になりきる自我滅失の行…。
1986年10月、あの忌まわしき“六軒島大量殺人事件”が再び繰り返されようとしていた。
人類の命運を握る悪意に対抗するのは、この街に偶然集結した人々の小さな勇気。
同期の女の子を呼んで開いた週末の鍋パーティー。みんなを送り出した翌朝、部屋には、女物の靴が一足。
『バッテリー』『ガールズ・ブルー』で、若者の気持ちを透明感溢れる筆致で描いた あさのあつこが、江戸を舞台に紡ぎ出した青春「時代」ミステリー。
突然かかってきた一本の電話。亡くなった兄・直道が生前入信していた新興宗教について聞きたいという。
警視庁捜査一課特殊捜査班、通称SITに所属する“交渉人”宇佐木玲子は、休暇届を出して向かった羽田空港で見覚えのある若者の顔を見つける。
全国の相棒ファンをうならせ、日本民間放送連盟賞ドラマ優秀賞を受賞した「バベルの塔」をはじめ、滑稽ながら深刻な夫婦愛を描く「Wの悲喜劇」、薫の男の涙が読者の涙腺を刺激する「裏切者」、日本版CIA設立という壮大な舞台を背景とした「サザンカの咲く頃」など、名作中
長年の旅と探求がこの作家にもたらした、深沈たる一滴、また一滴―。
大手都市銀行の行員3人がさらわれる誘拐事件が発生した。身代金要求額は10億円。
遭難死した夫の追悼登山に行った早坂知恵と山岳ガイドが刺殺体となって発見された。
その執拗なまでの観察眼で対象に肉迫する作家・大岡昇平の散文精神は、愛好した推理小説を実践する際にも、その威力を遺憾なく発揮した。
今、売り出し中のエンターテインメント作家による書き下ろし最新作。
男が刺し殺された。さっそく探索に取りかかった文之介と勇七は、人探しのために上方からやってきた旅篭の客だと突きとめる。
追われる男と待ち続ける女!10年の空白を超えて、ひとつの情念が燃え上がる!那覇を舞台にかつて愛し合った二人の劇的な再会は、駆け抜ける台風のように激しく、そして…!甘い香りとダンディズム漂う、佐々木譲のハードボイルドサスペンス。
近代日本美術の父・岡倉天心の直筆画が発見された!?「筆を持たない芸術家」と呼ばれた天心の実作はきわめてまれだが、神永はズバリ、破格の値をつけた。
東京でインテリア・アートの販売員をするOL、真紅。仕事に挫折し、母親の待つ故郷に帰るべきではないかと悩んでいたある日。
奈良の山中の村で、珍しい雨乞いの儀が行なわれるという、村に豊かな水をもたらす湖には水魑という神様がいるとも―。
四月吉日午前三時の爆破決行を予告する手紙が、国鉄総裁宛に届いた。
引退後、燃えつき症候群による鬱状態のホームズをみかねたワトスンは、思い切ってアメリカの旅へと誘う。
夏の終わり、僕は裏山で「セミ」に出逢った。木の上で首にロープを巻き、自殺しようとしていた少女。
十一月。文化祭実行委員を務める琴葉と棚彦。
十二月。クリスマス前の賑わうショッピングモール。
沖縄本島沖の孤島―水波照島にあるヒラモリ電器の保養所で開かれたクリスマスパーティー。
妖怪を具現化し理想郷を作るという、カルト集団・有鬼派の暴挙を阻止するため、戦い続けた美袋小夜子ら妖怪ハンターたち。
矢吹由利子、桑田旭子、弘野香子の花園学園二年生仲良しトリオは試験休みに温泉へ。そこで三人は知り合いの芸能プロ社長と会う。
海賊が跋扈する17世紀半ばのカリブ海。スペインの財宝船を奪うべく、百戦錬磨の英国私掠船船長が繰り広げる激闘。
アメリカ合衆国の首都、ワシントンDCにある空港で少年が車に撥ねられ死亡した。撥ねたのは日本人留学生・カオリ。
米国の劇作家ギャレットは自作公演でロンドンを訪れ、齢三十四にしてG・K・チェスタトンの最高傑作ともいうべき本に巡りあった。
ひと瓶の香水、それがナンシーを新たな事件に導くことになろうとは。
元夫の結婚式はスイーツと警官が取りかこむ異例の展開に!? 香ばしい香り漂うミステリ 高級スイーツに究極のエスプレッソで祝うセレブな披露宴。
小さな田舎町にアンティーク調のカフェが開店。その名もカックルベリー・クラブ。
会社のエースとして飛ぶ鳥を落とす勢いだった山名功は、突然、関連企業末端のゴルフ場に異動となった。
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